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■尾久の原公園 [おすすめスポット]

2010.12.25
尾久の原公園の湿地(東尾久7丁目)

DSC02505.jpg

都電・舎人ライナーの熊野前駅から徒歩10分ほどの場所にある都立公園です。
散歩、ジョギング、少年野球、凧揚げ・・・
今日は寒いですが、家族連れを中心にたくさんの方が来園していました。

さて、この公園の中央には大きな水域があるのですが、
なんと降雨量によってその面積が大きく変化するんです。
雨が多く降れば水域が広がり、晴れの日が続けば水が無くなります。
まるで自然の湿地帯。
公園の景色が日によって変わるというのは面白いですよね。

実は、この場所はもともと工場の跡地。
近くにADEKA(旭電化)の本社がありますが、
この企業の工場があった場所です(俺が生まれた時にはもう無かったけど)。
俺が物心ついた時からずっとフェンスに囲まれて立ち入り禁止だったんですが、
ある時、突然解放されました。

入りたくても入れなかった広大な空き地。
当然、公園として整備されておらず「尾久の原」なんて名前もついてません。
長い間、「謎」の場所だったこの場所に、突然入れるようになったので、
本当にワクワクしながら遊びに行ったのを覚えています。

ここには雨水がたまってできた大きな池があったのですが、
長年放置されている間に生態系ができあがっていたようで、
オタマジャクシ、メダカ、ザリガニ・・・いろんな生き物がたくさんいました。
小学生が希少種のトンボをこの場所で見つけて学会で発表するという出来事も・・・
子供にとっては天国のような場所だったなぁ。

その後、都立公園(尾久の原公園)として整備されていくのですが、
自然のままの池はそのまま活かしてあるというワケです。
今でもこの公園は数多くの種類のトンボが見られる場所としても有名です。
今日はもう冬だったので、トンボはいませんでしたが・・・
また暖かくなったら観察してみようと思います。

公園はまだ未完成。
まだ拡張されるようなので楽しみです。




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