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■西日暮里駅の階段 [不思議探求!]

2012.11.14
西日暮里駅の階段数の不思議(西日暮里5丁目)

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俺、昔から長いエスカレーターにはワクワクしてたんですよね。
母親の実家が杉並区なので、子供の頃から「田舎に行く」と言えば「杉並」のことでした。
夏休みとかに、その「おばあちゃんの家」に電車で行く時は、
町屋から千代田線に乗り、御茶ノ水で中央線に乗り換えるのですが、
新御茶ノ水駅のあの長いエスカレーターに乗るのが本当に本当に楽しみでした。
とは言え、西日暮里駅の乗り換えエスカレーター(上の写真)も結構長いから好きでしたねぇ。

さて、俺が昔から西日暮里駅に関して不思議に思ってたことがあります。
千代田線とJRの乗換えエスカレーターは長いので、
千代田線は地下深くを走っているような感じがする一方で、
尾久橋通り沿いの入口から千代田線の改札までがとても浅く感じること。
それほど階段を降りずにホームに着いてしまいます。
この差は何?
西日暮里駅をよく使う方、不思議に思ってませんでした?俺だけ?
・・・ですよね。。。
何はともあれ、長年の疑問を検証してみることにしました←超ヒマ人w

まずは千代田線⇔JRの乗換エスカレーター。
エスカレーターの長さを測ることは不可能なので、
横にある階段の数を数えてみます。
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う~ん。長い・・・。
頑張って一段一段昇りながら数えてみたところ、ぴったり50段でした。

さて、そのまま駅を出て尾久橋通りへ向かいます。
と、ここで・・・・JR西日暮里駅の入口には階段が数段あるのを発見。
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そうだそうだ、忘れてた。数えてみたら6段ありました。
ってことは、あのエスカレーターは6段分余計に長くなってるってことですね。
地面からは実質44段分の深さということになります。

で、次に尾久橋通り沿いの千代田線入口。
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改札まで降りていくと・・・やっぱり地下浅い。すぐに改札に着いてしまう。
でも階段数を数えてみたところ41段ありました。
JR側は実質44段ですから、思ったより差が無い感じ・・・
体感的にはこっちの方が全然浅く感じるんだけどなぁ。

しか~し!
ここで改札とホームの間に階段があるのを発見!
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この階段は4段ありました。
ってことは、入口からホームまでは45段あるということですね。

結果は・・・
JR連絡口・・・・・・・・・44段
尾久橋通り出口・・・・45段

あれ~~~~~!!
なんと、浅いと思っていた尾久橋通り出口の方が階段数が多いという結果に!
これは意外。なんでなんで?

って、おそらく階段1段分の高さが違うとか、
気づかない程度に千代田線ホームに傾斜があるとか、そんな理由とは思いますが、
まあ、それほど差が無いってわかっただけでもちょっとスッキリしたというか。。。

尾久橋通り沿いにある出口は、階段が緩やかなこと、
階段の途中で踊り場や通路があること、
改札抜けてから階段が数段あるということで、
体感的に深く感じさせない作りになっているんだと思います。
だとすると、うまい設計だよなぁ~って思いました。。。

みなさんも、もし時間があったら試してみてください。
って誰もやらないよなw



■京成線ガード [不思議探求!]

2011.2.19
京成線ガード下の異次元ワールド(西日暮里6丁目~荒川7丁目)

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数ヶ月前、京成線ガード沿いの道を歩いていた時に面白いものを発見!
それから、いつか京成ガードを改めてよく見てみようと思ってたんですよね。
今日は少し時間があったので、探求してみました。

かつて京成線のガード下には、お店、民家、工場などがびっしりと並んでいたんですが、
数年前から耐震工事のために立ち退きが始まり、
上の写真のようにキレイさっぱり無くなっています。
でも、生活の痕跡のようなものはあちこちに残っていて、
これがなんだかノスタルジックでいい感じでした。

ではスタート!
日暮里駅付近からスタートしようと思ったんだけど、
なぜか三河島と田端を結ぶ貨物線で、貨物列車が踏切を遮断するように止まっている。
しばらく待ってたけどいっこうに列車は動かず踏切も開かない。事故??
しかたない。この貨物線と京成線の交差部分から町屋方面に向かって行くことにしました。
※写真はクリックで拡大します


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貨物線踏切のすぐ近くのガード。何かの工場だったみたいですね。
でも良く見ると工場名が書き直されてます。
この工場ができる前にも何かがあったのでしょうか・・・


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「車輌通行止」の看板。どちらにせよ車は入れないと思うんですが・・・
このポールよりも前に付けられた看板なんでしょうね。
手書きっぽいし、相当古そうです。


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ガードの内側に「禁煙」の文字。ココも何かの工場だったのでしょうか。
「福島県出身○○○○1972.4.1入社」の文字が見えます。
40年近く前に書かれたものかと思うと不思議な感じです。


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実は、コレが京成ガードに興味を持ったきっかけ。
この「南米食堂」という看板が、ふと目に入ったんですよね。
周辺の工場で働く人達で賑わっていたのでしょうか・・・


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「田中パイプ」という文字が見えます。パイプ工場?
その右側は「○田木工所」という文字もあります。ちょっと判読しずらくなってます。


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何かのポスターが見えます。ココはおそらく民家だったのかも。
でも、天井はガードの裏側むき出しだったのかなぁ。
電車が通る時はうるさそうです。


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ココも民家の跡っぽいです。
物干し竿を通すフックのようなものが残されてます。


このあたりで新三河島駅に到着。
明治通りを横断して探索は続きます。


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左側は何かの看板が外されたような跡が見えますね。う~ん、なんだったんだろう。
右側上部には直接何かが書かれたような感じですが、「売」の字以外は判読不能。


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「責任直売」・・・突然なんだろう。
でも、ココはガードが白く塗られた上に書かれているので、
比較的新しいのかもしれません。


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右側は「いろは」の文字。いったい何があったのか想像つきません。
左側は「伊勢庄三河島売場」かなぁ。何かの店だったのかも。


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左側は「北海道産家具建具用材」ですかねぇ。
右側は・・・判読不能です。残念。


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何かのポスターが貼ってありますね。

で、拡大写真↓
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三菱ダンプトラック??なぜこれだけが残されているんだろう・・・


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何かの文字が見えます。

拡大写真↓
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「ホリコシ?」なんだこれ・・・


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ココにも何かのポスターを発見!

というわけでまた拡大写真↓
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何かのアイドルのポスターっぽいですね・・・
誰だろう。


そんな感じで町屋駅に到着。
このあたりも何かあるかな?と見回してみると・・・・
都電が通るガードのところ、
四角くなってるブロックごとに1文字ずつ何かが書かれています。
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「○○手山濱京田成葉千」右から書いている時点で古い文字ですね。
○のところ、なんて書いてあるんだろう。


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その先は、喫茶店、旅行会社、道場、八百屋、靴屋などがあったような気がするのですが、
痕跡はほとんど見つかりませんでした・・・・


う~ん。というワケで今日の探検はこれで終了。
昔はどんな感じだったんだろうっって想像すると面白かったです!
ガードの耐震工事が進んでしまうと、全部消えてしまうかもしれません。
見に行くならお早めに!!

■江川堀<その②> [不思議探求!]

2010.10.15
江川堀を追う!その2(町屋4丁目・6丁目)

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前回の続きです。
今回は江川堀プロムナードに戻って上流方向へ向かってみましょう。
上の写真は上流方向を見たものです。
江川堀の跡と思われる不自然な幅広の道が続いています。(地図①)
川って必ず水源があるはずだけど、
それらしいものって、荒川区の中央~南方向には無いよなぁ・・・
どこから流れてくるんだろう。


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しばらく歩くと、突然道幅が狭くなります・・・(地図②)


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そして、江川堀の跡は建物の隙間に入っていきます。
ここは地図で川の跡を探らないと見落としますね。(地図③)


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うっ狭っっ!!
いままで幅広だったのでこの差はすごい。(地図④)


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途中で道が何本か交差します。こういう道も昔は橋だったのかな・・・
でも橋の跡のようなものは見あたらず・・・(地図⑤)


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旭電化通りを斜めにクロス。(地図⑥)
比較的大きな通りですが、ここにも橋の跡のようなものはありません。


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江川堀跡はどんどん続いていきます。
両側に家が迫ってるけど、川っていうより水路って感じだったのかなぁ・・・
(地図⑦)


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途中で道が分岐。
でも川がどっちから来ているのかは、
その先の道を見ればなんとなくわかります。(地図⑧)


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うわ~。ココは狭すぎる!自転車がやっと通れるくらいです。
川幅が狭いのか、家がはみ出しているのか・・・(地図⑨)


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他の道と合流して道幅が広くなります。
でもその先にまた狭い通路が・・・
間違いなくこの先が江川堀跡ですね。


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あれれ・・・行き止まりだ。
う~ん。でも何もないココが水源とも思えない。(地図⑩)


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仕方ない。スマートフォンで地図を確認。
現在地の青い印のところ、細い筋が続いているのがわかりますか?
いままで右上から中央に向かって進んできました。左下が上流方向です。
行き止まりかと思ってましたが、地図を見ると川の跡は続いてそうな感じ。
さっきの場所もそうだったけど、川跡の上に家を建ててしまったんでしょうか。
ってことは、江川堀ってもう埋め立てられちゃって水なんて流れていないのか?
よし、他の道から回り込んでみよう。


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あ・・・江川堀の跡、ここで見失いました。
ここ、比較的最近になって大きな道路が作られたのですが、
川の跡はこの道路に飲み込まれている感じです。
地図の左側に、ちょっと幅の広いクネクネ道があるので、
怪しい感じですが、いままでの川跡とは繋がらないので、
江川堀ではなさそうです。

う・・・残念ですが今回の調査はいったんここで終了。
情報を集めて出直しです。
今度はこの当たりから再調査したいと思います。


■今回の探索地図■※クリックで拡大します名称未設定 2.jpg

■江川堀<その①> [不思議探求!]

2010.10.1
江川堀を追う!その1(町屋6丁目・7丁目)

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荒川区には「見えない川」(暗渠)がいくつかあります。
昔はちゃんとした川(用水路?)だったのですが、
いつの間にかフタがされてしまって道路等になっているものですね。
なぜフタがされてしまったのか、現在でも水は流れているのか・・・
いろいろと謎はあるのですが、
今回はそのうちのひとつ。
江川堀を追ってみたいと思います!!

上の写真は江川堀プロムナード(町屋6丁目)。
路地が公園の散策路みたいに整備されています。(地図①)
この近くに友人が住んでいたので、この道の存在は知っていました。
でも、何故この一角だけが整備されてるのか不思議に思ってたんですよね・・・
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途中にはベンチもあったり・・・

実は江川堀って情報が少ないんです。
ネットや図書館で調べても、正確な流路がわかりません。
しかし、この場所だけは別。
明確に「江川堀」という名称が付いていますので、
この道の下に江川堀が流れている(流れていた?)のは確実です。
それにしても、どうせ街路を整備をするのなら、
江川堀の歴史や説明をする案内板くらいつければいいのに・・・

というワケで今日はこのプロムナードから出発!
まずは隅田川方向(下流)に向かって行くことにします。
しかし、この江川堀プロムナード、実はとても短い。
70~80mくらいで終了します。
おそらくもっと長く整備する予定だったものが頓挫したんでしょう。
あまりにも中途半端すぎます。


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その先の路地。
しかし路地にしては不自然な広さと不自然なカーブです。(地図②)
なので、この路地が川の跡なんだろうな~というのは想像がつきます。
はあ、昔はどんな風景だったんでしょうねぇ。


さらに進むと尾竹橋通りに出ます。
と、ここで橋の跡と思われるものが!(地図③)
手前側は見にくいですが、
左右を横切る道路の向こう側、路地の両側に橋柱(って言うのかな)が見えますか?
この路地が川だったことと、尾竹橋通りのこの部分が橋だったことの証拠ですね。
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近づいてみると、「荒木田新橋」という文字が見えます。
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さあ、どんどん進みましょう。
尾竹橋通りを渡ると、江川堀跡と思われる路地はまっすぐ直線になります。
少し進むと、もう向こうに隅田川の堤防が・・・。(地図④)
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隅田川に到着!(地図⑤)
江川堀はここで隅田川に流れ込むんですね。
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この堤防の下にある遺跡のようなもの、江川堀と関係あるんだろうなぁ。
暗渠の出口なんでしょうか・・・・
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いまでも水が流れているのかなぁ・・・堤防の向こう側から見てみたい。


さて、今日はここまで。上流方向への続きは後日!!


■今回の探索地図■※クリックで拡大します名称未設定 6.jpg
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