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■計画停電その2 [ひとりごと]

2011.3.26
計画停電に関して思うこと その2

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3月25日から計画停電のグループが細分化されました。
荒川区はグループ5-Bとなります。
対象地域の方は、お間違いのないようにチェックしてくださいね・・・

さて、今回のグループ細分化を機に、もっと公平な運用に移るのかと思いきや、
結局、ほとんど何も変わらず。残念です。
俺の自宅はエリア対象外なのですが、やはり地元荒川区が蔑まされるのは納得いきません。
特に、この計画停電は誰が見ても不公平さがあるもので、しかもおかしな点がたくさんあります。
自分なりに色々考察してみました。
以下、個人の勝手な考えや単なるウワサかもしれないものも含みますので、
ふ~んって感じで見てもらえればと・・・

■おかしな点
①細かいエリア設定ができないという嘘
 →東京電力は配電所単位の停電なので細かな地域の設定ができないと言うが、
   当初の予定ではかなり細かいエリア設定をしており、
   その後も細かいエリアごとに停電対象から外すようなことをしている。
   大きな配電所ではなく末端の配電所毎に停電設定することは可能だと思われる。
   また、停電対象になる配電所が選ばれた理由は一切公開していない。
②23区内は対象外になっているおかしな理由
  →東京電力は、23区は人口密度が高くエレベーターも多いから対象外にしているというが、
   荒川区は23区内でも人口密度が高く、停電エリアの町屋5丁目・6丁目には、
   都営住宅も多くエレベーターが必要な地域であるため、先に停電エリアから外すべきでは?
   それにそういう理由なら、23区内の住宅地より周辺県の駅前のほうが重要なはずです。
③電力が足りないと節電を訴え続けている割には停電対象エリアを縮小している。
  →当初は台東区・葛飾区・北区などにも停電エリアがあったが、すぐに外され、
    その後も、練馬区、杉並区、目黒区、板橋区、武蔵野市など徐々にエリアから外している。
他にもいろいろおかしなことはありますね・・・

■何故荒川区なのか?
①何かの力が働いている
   →23区内でも停電対象となっている足立区・荒川区には民主党の衆議院議員は3名しかおらず、
    しかも小沢派であるということが言われています。蓮舫大臣の地元がすぐエリアから外された
    という話もあるので、徐々にエリア外になった区は要人の地元という理由があるのかもしれません。
    また、武蔵野市にいたっては、菅首相の自宅や事務所がある場所は最初から停電対象外で、
    さらに後になって市内全域が停電エリアから外れたことに対し、地元の議員が「要請が通った」という
    言い方で住民にアピールしており、停電エリアの設定には何かしらの力が働いていると思われても
    仕方ない状況です。
②区民の所得が低い
   →これはネットで言われているウワサですが。区の財源が厳しい区が停電になっているという ウワサ
     まであります。どうなんでしょうねぇ。でも荒川区より平均所得が低い区が停電対象外になっている
     こともあり、違うかもしれません。ただ、偶然なのか高額納税者が多い地区は停電対象外だったり、
    最初は停電対象でも、後からこっそり対象外にしている事実はあるようです。

東京電力に対して圧力をかけられる企業や機関の重役の自宅は対象外にせざるを得ないということでしょう・・・


■荒川区内でも何故町屋なのか
荒川区の停電エリアは町屋地区の大半と東尾久7~8丁目の一部です。
しかし、東尾久7丁目はほぼ尾久の原公園であり、東尾久8丁目も停電はほんの一部のエリアです。
なので事実上、町屋だけが狙い撃ちされている感じですね。
っていうか、町屋以外が停電から外されていると言ったほうがいいのかもしれません。
では、なぜ他の地区が停電から外れているのか、自分なりにその理由を考えてみました。
 ①西日暮里・・・・・・山手線が通っている。明治通りにかかっている。
 ②東日暮里・・・・・・明治通りや日光街道にかかっている
 ②南千住・・・・・・・・隅田川貨物駅、東京メトロの車両基地、南千住警察がある
 ③荒川・・・・・・・・・・区役所、警察、消防署、下水処理場がある。明治通りや宮地の信号は消せない
 ④西尾久・・・・・・・・都電車庫、女子医大病院、警察、消防署がある
 ⑤東尾久・・・・・・・・変電所や東京電力の社宅(←これが理由なら大問題だが)がある
つまり、重要施設、鉄道施設、主要道路がある地区は、停電対象から外れているのでは?
と思ったのですが、どうなんでしょう。
「町屋も電車が通っているじゃないか?」と思う人もいると思いますが、
実は駅周辺である町屋1丁目~2丁目の南側は停電対象から外れています。
というか、もともと千代田線は住所こそ「町屋」ですが駅施設はほとんど「荒川」にあり、
京成線も駅施設の住所は「荒川」なんです。
しかし、お隣の足立区は、舎人ライナーや東武線沿線、環七通りや警察署・消防署があっても
容赦なく停電になっているので理由にはならないですね。

ただ、停電エリアになった場所は、東京電力にとって「停電しやすかった」場所だったのかもしれません。
しかし、それなら23区内の他の場所でも停電設定できるところはいっぱいあるのでやっぱり謎ですね。
というより、東京電力が説明しなければいけないことを黙っているから一番いけないんだと思います。
だから、いろんなウワサや懐疑心が生まれてしまうんですよね。
まあ、おそらく「説明したくない理由がある」というのは間違いないでしょう。

最近、荒川区長と足立区長が東京電力に緊急要請をしたとのことですが、
俺はただ単に区民に対するパフォーマンスだろうなと思ってました。
しかしその後、東京電力からの回答に納得いかないからと突っぱねており、
もしかしたら少しは区民のことを考えているのかもしれません。
あとは、この不公平な計画停電に対して、区議会議員がほとんど文句を言っていないのが、
なんだか気持ち悪いですね。所詮荒川区出身じゃない人も多いからなんでしょうか。

とにかく、今回の計画停電に対して不満のある方は、
荒川区や東京都に説明を求め、東京電力へはクレームをどんどん言った方がいいかもしれません。
本当に、みんなが協力しやすい、納得性のある運用をしてほしいですね。
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停電自営業

冷静な状況分析、恐れ入ります。

すでにおわかりでしょうが、何時間も連続通電が絶対必要な町工場はたくさんあります。
今回の停電、そして停電するかもという停電回避日すら、休業に追い込まれ、倒産の恐怖を味わいました。非停電同業者も停電が会社の死活問題と良く理解しています。
夏、いや6月早々にも、大口需要者の節電、輪番で足りなくなれば、確実に計画停電が行われます。それも、混乱を回避するという大義名分で、前回の地域に実施することは確実です。

なぜなら、荒川区に、「うちは絶対停電させるな」という抗議が殺到している。他区も同じでしょう。町工場は死活問題ですから、死に物狂いで停電回避するでしょう。

絶対的に少数になった停電地域は、いままで経験のなかった理不尽なしうちを待つだけです。すぐ近くの、停電のない業者には関係のないことでしょう。

対案のない愚痴でした。

by 停電自営業 (2011-04-02 18:48) 

Criff

停電自営業さん、お気持ちお察しします。

私なんかは自宅が停電対象外で、勤務先も都心にある会社です。
それでも今回の停電に関しては納得いきませんから、
停電エリアで自営業をされているのであればなおさらです。
工場やお店を営んでいる方は死活問題ですし、本当に本当に大変でしょう・・・・
みんなで痛みを分かち合うっていうなら、まだ納得できても、
一部地域だけが連続して強制的な負担を強いるのは許せません。
とにかく、今後納得ができる運用に移っていくことを、
そして少しでも負担が軽くなっていくことを期待しましょう。
by Criff (2011-04-03 00:00) 

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